ブルージェイズ菊池雄星が援護なく6回3失点も4敗目 防御率2・64もいまだ2勝止まり
◆米大リーグ ブルージェイズ0―5ホワイトソックス(21日、カナダ・トロント=ロジャースセンター) ブルージェイズ・菊池雄星投手(32)が21日(日本時間22日)、本拠地・ホワイトソックス戦に先発し、6回で今季最多101球を投げ、5安打3失点(自責2)、6奪三振で降板し、4敗目(2勝)を喫した。先発投手として最低限の仕事を果たしたが、援護点がなく0封負け。防御率は2・64と安定した投球を続けているが、5登板連続白星なしで10登板でいまだ2勝だ。 初回に安打と四球で走者を背負って迎えた2死一、二塁のピンチではジュルクスを遊ゴロに打ち取って切り抜けたが、味方の失策もあって2回2死二塁と再び得点圏に走者を背負うと、9番打者のロペスに左前適時打を浴びて先取点を献上した。3回は2番からの好打順だったが3者凡退。4回は2死一、三塁のピンチを迎えたが、1打席目に適時打を浴びたロペスを二ゴロに打ち取った。 援護なく迎えた1点ビハインドの5回には2死二、三塁でジュルクスに左前へ2点適時打を浴びてリードを広げられた。5回終了時点で球数は89だったが、6回も続投して3者凡退で抑えた。味方打線の援護を待ったが、9回まで本塁を踏むことが出来ずに0―5での完敗だった。
報知新聞社