平和堂「名古屋元塩店」オープン 青果とデリカの品揃えを強化 小分け適量サイズも充実
中部エリアのドミナント推進 「500億円見えてきた」平松社長
愛知県内で17店舗目となる「名古屋元塩店」をオープンした平和堂。同社は04年にグランドタマコシの10店舗を営業譲受、翌05年にはヤナゲンとヤナゲンストアーの事業譲受で9店舗をグループの傘下に収め、平和堂東海として17店舗でスタート。中部エリアにおける店舗展開の橋頭保とした。 以降、愛知県は今回の「名古屋元塩店」まで12店舗をオープン。一方で2店舗をクローズして現在17店舗。岐阜県は10店舗のスタートから3店舗の閉鎖により7店舗。東海トータルでは24店舗を擁する。 直近では20年の「ららぽーと愛知東郷店」や22年の「ビバホーム一宮店」といった商業施設内やホームセンター併設型の展開で商圏拡大、集客の相乗効果につなげている。今回の「名古屋元塩店」もDCMへのテナント出店だ。 今後、愛知県では名古屋市守山区、日進市、知多市などへの新規出店を予定。尾張地区でのドミナント深耕、さらには三河地区への展開を睨む。 「06年のスタート時、東海エリアの売上規模は200億円。現在は400億円を超えた。まずは500億円を目標としているが、それも見えてきた」(平松正嗣社長)。