マレスカのスカッド整理はまだまだ続く この冬にチェルシーを去る5人
大所帯のチェルシー
エンツォ・マレスカ体制で好調を見せるチェルシー。膨大なスカッドを擁するチェルシーの舵取りは困難を極めると予想されたが、ここまで同監督は見事にチームを導いていると言っていい。しかし、明確に構想外となっている選手が数人いる。英『Mirror』によれば、指揮官はチームの縮小を望んでいるようで、やはり今冬もスカッドの整理は課題となっている。 筆頭はDFベン・チルウェルだ。言わずと知れた実力者だがマレスカのスタイルに合わないと明言されており、ここまでカラバオカップのバロー戦に1試合出場したのみ。週給20万ポンドともいわれる契約はまだ2年半残っており、放出はチームの健全化のためにも必須となっている。 また、MFカーニー・チュクウェメカも放出候補だ。今季はカラバオカップとカンファレンスリーグで5試合の出場。マレスカ体制となる前もレギュラーポジションは掴めておらず、新天地を求める可能性が高い。 MFチェーザレ・カサデイ、FWハーヴェイ・ヴェイル、MFアレックス・マトスもマレスカの計画には含まれていないようだ。まだ若手であるためローン移籍という線もありうるが、ヴェイルは契約が残り半年となっており、1月にチームを離れる可能性がもっとも高い。同選手はチェルシーのU-21チームで15試合9ゴール9アシストとコンディションは良いようで、チャンピオンシップのクラブなどから声がかかるだろうと同紙は伝えている。 大所帯なチェルシーだが、この冬に少しでもスカッドをスリムにすることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部