「パーキンソン病は贈り物」マイケル・J・フォックス、ジョー・バイデン大統領から米国大統領自由勲章を授与される【SPURセレブ通信】
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどで知られる俳優のマイケル・J・フォックス(63)が、文民最高の栄誉と称される米国大統領自由勲章を授与され、授賞式に出席した。 【写真】マイケル・J・フォックスの肩に手を置くジョー・バイデン大統領 2025年1月4日(現地時間)、ホワイトハウスで開催された授賞式に紺のスーツに白シャツ姿で出席したマイケル。パーキンソン病のマイケルは右手を支えてもらいながらも自力で立ち上がり、今月末に退任するジョー・バイデン大統領(82)からメダルを授与。 米国大統領自由勲章は、米国および世界に多大な貢献をした人々に贈られる栄誉であり、今年はマイケルの他に、元国務長官のヒラリー・クリントン(77)、俳優のデンゼル・ワシントン(70)、ファッションアイコンのアナ・ウィンター(75)、ファッションデザイナーのラルフ・ローレン(85)、ロックバントU2のボノ(64)ら19名が授与された。 1991年にパーキンソン病と診断されたマイケルは、7年後の1998年に自身の病を公表。それから2年後の2000年にパーキンソン病の研究と治療法の発見を目指してマイケル・J・フォックス財団を設立。25年間で17億5,000万ドル(約2,800億円)にものぼる資金を集めた。 また、パーキンソン病と闘う自身の人生とキャリアを記録したドキュメンタリー映画『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』(2023)はエミー賞でドキュメンタリー&ノンフィクション特別番組部門を含む4部門を受賞するなどの高評価も得ている。 2022年11月に開催された第13回ガバナーズ賞では、マイケル・J・フォックス財団の功績が認められ、アカデミー特別賞を受賞したマイケル。スピーチでは、「(病を)公表できなかった7年間は、自分がパーキンソン病であることを認められずにいた」と話したが、その後のインタビューでは、「今では自分の病気を『贈り物』とみなしている。迷惑だけどね」と語った。 今回の授賞式で受け取った表彰状には、「マイケル・J・フォックス氏は、並外れた機知と魅力を備えた現代で最も愛されている俳優の一人です。彼は疑いようのない回復力と楽観主義を持ち、パーキンソン病患者の勇敢な擁護者として人々の心を温め、魅了しています。彼の愛すべき性格は、治療を進歩させ、私たちを治癒に近づけ、アメリカの可能性を思い起こしてくれます」などと書かれていたそうだ。
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