<横浜流星>「飛び抜けて明るい」蔦屋重三郎は自分と正反対? コロナ禍にオファー受け「エンタメをもっと豊かにしたいと思った」
俳優の横浜流星さんが6月21日、松竹京都撮影所(京都市左京区)で行われた2025年の大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」のロケ取材会に出席。主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜さんは、役どころについて「飛び抜けて明るい。度胸もあって責任感もあるんですけど、ダサさもあるので、すごく人間臭い男だなと思っています」と語った。 【写真特集】着流し姿もかっこいい! 笑顔が爽やかな横浜流星
そんな重三郎と自身は「内面は共感できるところがたくさんあるけど、表面の部分は正反対」だといい、「自分も陰な方ではないと思うんですけど、あんなに顔の表情がコロコロ変わるタイプではない。彼自身が真っすぐな男なので、皆さんに愛してもらえたら」と笑顔を見せた。
“江戸のメディア王”とも呼ばれる重三郎を演じるにあたり、「お話をいただいたのがコロナ禍で、エンタメがちょっと落ちていたとき。僕は(役どころに)すごく心を打たれて、メディアをもっと豊かにしたいと思えた。見てくださる方々の心が豊かに明るくなれば良いなと。そのために今全力で務めています」と意気込んでいた。
「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎の生涯を描く。制作側は「親なし、金なし、画才なし……ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児」と銘打つ。2025年1月5日から放送。