「若い力を津山から無くしたくない」美作大学公立化に向け同窓会が3万人分の署名を津山市に提出【岡山】
岡山放送
入学者の減少が続く津山市の美作大学の公立化を求めて、同窓会のメンバーらが8月19日、約3万人分の署名を市に提出しました。 署名活動を行ったのは美作大学の同窓会で、19日、会長ら5人が津山市の野口薫副市長を訪問し、手書きとオンラインを含む約3万人分の署名を手渡しました。 美作大学を巡っては、少子化などの影響で年々入学者が減っていて、短期大学部の2025年度以降の募集を停止しています。地方の大学を取り巻く環境が厳しくなる中、署名活動では美作大学の公立化を実現し、地域に根差した教育の継続を求めています。 (美作大学同窓会 岡本玲子会長) 「どうしても津山に大学を残したい。若い力を津山から無くしたくないという思いが一番強い」 (津山市 野口薫副市長) 「公立化の是非には慎重に検討を進める必要がある。適切な時期に判断したいと思う」 大学を運営する美作学園は2024年1月、公立化を求める要望書を市長に提出し、大学の存続を図るための取り組みを進めています。
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