能登半島地震から2週間 厳しい寒さの中…避難生活続く 石川・七尾市から中継
日テレNEWS NNN
15日で能登半島地震から2週間を迎えました。これまでに222人が亡くなり、22人の安否が分かっていません。厳しい寒さの中、1700人以上が避難生活を送っている石川県七尾市から中継です。 震度6強を観測した石川県七尾市の中島地区にきています。15日午後になってから雪が降ったり、やんだりを繰り返していましたが、現在また雪が降り始めました。 地区のコミュニティーセンターは現在、避難所になっていて、27人の方が避難を続けています。こちらに避難をされている人は高齢の方も多く、また昔からの知り合いが近くに住んでいることもあり、「地元に住み続けたい」という方が多くいらっしゃいました。 15日、石川県は災害関連死を防ぐため、長引く避難生活の環境改善に向けて、ホテルや旅館などへの2次避難を呼びかけました。 ただ、こちらの避難所には高齢の方の移動手段が難しいことや、体調を崩している方もいらっしゃるので、職員の方も「みなさん不安になっているので、今すぐ動くことは、まだ考えられない」と、2次避難の難しさを話されていました。 また、現在も降り続いている雪についても、注意が必要です。16日昼前にかけて、能登地方で大雪や吹雪の恐れがあります。雪の重みによる家屋の倒壊や低体温症などに、ご注意ください。