「シャリ玉作り」が難しい!職人直伝の“技”と共に学ぶ 地魚のおいしさ『おすしの握り方講座』新潟県
新潟放送
プロのすし職人直伝の『握り方講座』が、食と花がテーマの施設「いくとぴあ食花(新潟市中央区)」で9日に開かれました。 【写真を見る】「シャリ玉作り」が難しい!職人直伝の“技”と共に学ぶ 地魚のおいしさ『おすしの握り方講座』新潟県 「実際に握ってもらって、自分が握ったお寿司を食べていただく…」 講師を務めるのはプロのすし職人。 県などが手がける『新潟魚食(ぎょしょく)普及の会』が初めて開催したもので、新潟の誇る“おいしい地魚”に親しんでもらうのが狙いです。 【せかい鮨 吉沢俊哉さん】 「これ、大体20gくらいですね。親指で真ん中に空洞を開けます」 「そしたら、右手人差し指で縦に…」 この「シャリ玉作り」が難しいようで、手にシャリが付いたり、大きすぎたりと、皆さん悪戦苦闘の様子。 記者も、吉沢さんのサポートを得て何とか完成しましたが… 「パッと一口で食べていた自分が情けない。これからは、もっと味わって“職人さんの技術”を感じながら食べないといけない」と反省した次第。 「頑張れ、頑張れー!」 続いては、大きな『だし巻き玉子作り』。 なかなかひっくり返らなかったり、焦がしてしまったりと…、思い通りにはいきませんでした。 「子どものお弁当作りを18年間やったんですけど、全然違うものでした ―」 それでもみなさん、満足のいく出来だったようです。 「固かった…。でもネタと酢飯はものすごくおいしい」 「家族にお祝い事があったときとかにやってみたいなと思いました」 【せかい鮨 吉沢俊哉さん】 「家庭で練習して、すしを握れるようになったら、それはそれで非常に良いこと」 親が子供に料理を教える際にお寿司の握り方も教えられるような家庭が増えてほしいと吉沢さんは話していました。 『新潟魚食普及の会』では、県民が魚に親しんでもらえるイベントを今後もさらに開催したいとしています。
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