「-70kg世界最強決定トーナメント」を16選手参加で開催。決勝トーナメントは7月の東京大会。前王者・和島大海の参戦が決定【K-1】
K-1の2024年最初の大会となる「K-1 WORLD MAX 2024」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第1弾カード発表会見が1月19日、都内で開催された。 先日、カルロス菊田プロデューサーがフライング発表していた「K-1 WORLD GP 2024 -70kg世界最強決定トーナメント(仮称)」の開催が正式発表された。トーナメントは当初は8選手参加によるワンデイトーナメントの予定だったが、16選手に拡大。今大会で1回戦を行い、7月に東京で行われる大会で決勝トーナメントを行う。決勝トーナメントの組み合わせは21日に勝ち上がった8選手が参加し抽選会を行い決定する。 この日は前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心海チーム侍)の参加が発表された。残る選手は2月上旬にも発表される。 和島は昨年12月の大阪大会でオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)に敗れ、王座陥落してからの再起戦となる。 和島は会見で「前回負けてしまって落ち込んだし、いろいろ考えた。でもまたやって行こうと決めたので、絶対ベルトを取り返すし、今回のトーナメントも勝てるように頑張りたい」と再起への意気込みを口にした。
今回は「K-1 WORLD MAX」という名称が復活する特別な大会となるのだが「今見てもレベルが高い大会だった。その中で戦ってきた魔裟斗さんはすごい。魔裟斗さんを超える選手になりたい」と改めて、かつて-70kgを引っ張ってきた魔裟斗のすごさを口にした。 現王者のフェンは1月27日にホームの「WLF武林風」で試合があることから出場の可否についてはその試合後に決定となる。和島は「オウヤン選手のことは中国に行ってでもベルトを取り返したいと思っているので、ケガなく勝ってトーナメントに出てきてほしいし、他の王者クラスの選手にも出てきてほしい」とフェンはもちろん、世界の強豪の参戦を望む一方で、K-1側がONEに出場を打診しているマラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)については「グレゴリアン選手はやばすぎる。煽らないでください(笑)」と恒例のぼやき節が復活。しかし「目指している選手なので、怖いがいずれ対戦できれば」とも語った。
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