積極補強続けるチェルシー ナポリの大エースの獲得検討も給与面が障壁に
今夏もチェルシーの移籍市場での立ち回りには目を見張るものがある。レスターからキアナン・デューズバリー=ホールを獲得したのを筆頭に、すでにこの移籍市場で獲得した選手は8人に上る。また、現在もウルヴァーハンプトンのエース格であるポルトガル代表FWペドロ・ネト加入が秒読みとなるなど、その積極的な補強の姿勢は今夏も健在だ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはさらなるビッグディールの可能性を模索しているようだ。同氏は、チェルシーは以前から報道されてきたナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンへの関心をいまだ持ち続けていると報じている。 しかしアトレティコ・マドリードからスペイン人FWサムエル・オモロディオンの獲得が濃厚になっていることで、チェルシー側にとっては以前よりも補強の優先度は下がっている模様。オシムヘン側は給与を減額する意向はないものの、チェルシーはオシムヘンのこのスタンスが変わった時にのみ契約に前向きな姿勢を示している。 オシムヘンは今夏ナポリを退団する意向を隠しておらず、またナポリ側も代役としてチェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクに熱視線を送っている。両クラブと選手の思惑が交錯する中、今夏の目玉補強となりうる移籍の可能性に注目が集まっている。
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