「ヤリス」が首位浮上 5カ月ぶりのトップ交代 10月車名別新車販売
10月の国内新車販売台数の車名別ランキングは、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が1万6830台で1位となった。 ホンダの軽自動車「N―BOX」は2位に後退し、5カ月ぶりにトップが入れ替わった。3位にはトヨタの「カローラ」が入った。 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が7日発表した。認証不正で停止していたスポーツ用多目的車(SUV)モデルの「ヤリスクロス」の生産を9月に再開したことで、ヤリスは前年同月比5.7%増。一方、同様に生産を一時停止していたダイハツ工業の軽「タント」は32.8%減で6位だった。 N―BOXは26.7%減と大幅に減った。全軽自協は「新モデルも投入したが、新車効果が一巡してきている」と指摘した。