中日・涌井秀章、3勝目ならず 6イニングを4安打1失点、同点のまま降板 約2カ月勝利から遠ざかる
◇26日 阪神―中日(甲子園) 中日の先発・涌井秀章投手は6イニングを4安打1失点。粘投を見せるも同点のまま降板し、3勝目はならなかった。 序盤から直球と多彩な変化球で的を絞らせない投球を見せたが、4回に均衡を破られた。2死から前川に右前打を許すと、続く佐藤輝に対して初球のカーブを捉えられた。あと少しでホームランの当たりが右翼フェンス直撃の適時三塁打となり先制を許した。6回に打線が細川の本塁打で同点に追い付き、7回の攻撃で代打・中島が送られた。 右腕は今季初の阪神戦。昨季は5戦3敗、防御率6・20と苦しんだ相手に試合はつくった。これで今季12試合目となり、この日も含めて10試合でクオリティースタート(先発で6イニング以上を自責点3以下)を達成。4月24日の巨人戦(東京ドーム)で今季2勝目を挙げて以来、約2カ月勝利から遠ざかっている。
中日スポーツ