本拠地オリオールズ戦

始球式で愛犬デコピンを抱えて笑顔を見せる大谷翔平【写真：Getty Images】

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地オリオールズ戦に「1番・DH」で先発。初回に42号先頭打者弾を放った。この日は愛犬デコピンとのボブルヘッド人形が先着4万人の来場者に配布されたほか、始球式をデコピンが務めるというまさかの演出も。主役すぎる1日にネット上も驚きの声が上がっている。 【動画】「主役すぎる1日」　相手エースを粉砕、大谷翔平が放った42号の実際の映像 　大谷は初回、既に12勝をマークしている相手エースのコービン・バーンズと対戦。スライダーに右手一本で上手く合わせるような形で、打球をライトスタンドに運んだ。今季42号。大歓声の中、ホームイン後は恒例のヒマワリの種を浴びせかけられる祝福を受けた。さらに3回、5回にはそれぞれ盗塁を決め、史上2人目となる「42本塁打、42盗塁（42-42）」も達成した。 　この日はデコピンとのボブルヘッド人形が配布され、MLB公式によると試合開始7時間前から長蛇の列ができる程の人気ぶり。さらに、試合開始前にはデコピンがマウンドに立ち、捕手を務めた大谷のもとへボールを咥えて届けるというまさかの始球式が行われた。 　X上の日本ファンは「主役をデコピンに取られたと思ったら　直ぐに取り返す大谷パパ」「きょうの主役すぎる」「数分前はデコちゃんが主役を取って今度はパパが主役」「大谷さんスターすぎるわ。現地ファンたまらんだろうなぁ」「大谷さんはやっぱスターだな」などと驚きの声を上げていた。