大阪カウンター中華に次世代が台頭! 西天満の老松通りに「火ノ鳥」出身者が新店オープン
黄金軍鶏の手羽先を香ばしく高温で揚げた後、調味料とともに蒸しあげ、さらに醤油を煎り付けた。
ホタテ貝柱、ホッキ貝、一夜干しにしたミル貝を使った焼売。生の貝と一夜干しにした貝を組み合わせて、うまみを重ね、複雑味を増している。
コース〆の麺。アワビと山芋、豚の胃袋であるガツを、アワビの肝、自家製辣油、上湯で和えた。
食材や組み合わせで、オリジナリティーを
『火ノ鳥』で休日に間借り営業を2年続けた中で、使ったことのない食材の組み合わせにもチャレンジしてきたそう。その経験を経て、先月は、赤身がついたクジラのさえずりを蒸しスープにして供し、好評だったという。
「これまで学んだことがきっちりできるようになったら、新しい食材や、洋食との組み合わせなど、オリジナリティーをどんどん出していきたいですね」と。また、「中国料理はカップルや同僚、家族など、幅広く使えることが魅力。いろんなシーンで楽しんでほしいですね」とも話してくれた。
上深川
住所: 大阪府大阪市北区西天満4-5-4 ※価格は税込
撮影:東谷幸一 取材・文:木佐貫久代