筋トレのために転職した“脳筋不動産エージェント” 17kg減量の秘訣は魚中心の食生活
生活の中心は人それぞれだが、前田来美は「筋トレ」を軸にライフスタイルを形成している。仕事や食事など、あらゆるものをトレーニングにリンクさせる彼女は、自らを“脳筋不動産エージェント”と名乗る。 【フォト】モノキニ姿で魅せた前田の美ボディショット
鍛えあげた体で、ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD」(サマスタ/SSA)に挑戦する彼女。3度目のサマスタ挑戦にして、大阪予選(7月6日)では見事優勝(モノキニ着用、161cm未満の女性対象のBEAUTY FITNESS MODEL部門)をつかんだ実力者だ。 「筋トレは今から6年前に始めました。今は違いますけど、もともとはすごく太っていたんですよ。子どもの頃からそれでいじめられるくらいで、そんな自分を変えたくてダイエットを始めました。それがトレーニングのきっかけです」 体が変わる喜びを実感すると、そこから徐々に「美しい体」をつくるためのボディメイクに移行。コンテストにも挑戦するようになった。筋トレの魅力にのめり込んだ彼女は、トレーニングの時間に融通が利くから」という理由で看護師から転職を決意。フリーランスの不動産エージェントの道を選んだ。
今では仕事とトレーニングを両立させる立派な競技者。ちなみに一番太っていた時の体重は63㎏であり、今に至るまでは17kgの減量を成功させている。その秘訣となっているのが食生活だ。 「トレーニーの方々は鶏胸肉が好きだと思うんですけど、私は魚派なんですよ。もうずっと鮭とサバを食べてトレーニング後のタンパク質を補給しています。ボディメイク中も脂質をしっかり摂らないと生理不順が起こってしまったので、魚は良質な脂質が摂れるのと消化がいいのが魅力ですね。あと、お米と最高に合います」 磨いたボディで大阪予選の優勝を引き寄せた彼女は、今後さらなる高みを見据えている。「体は変えられる」という自信とトレーニング愛を胸に、次なる目標へと突き進む。 「次は12月に開催されるサマスタのプロ戦に出ようと思っています。いい結果を残せるように楽しみながらがんばっていこうと思います」
取材・文/森本雄大 写真/SUMMER STYLE AWARD、本人提供