ドバイのシェイカ王女、SNSで夫に離婚宣告「親愛なる夫へ。私はあなたと離婚します」
ドバイ首長国のアミール(首長)であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームの娘、シェイカ・マーラ王女がインスタグラムで夫に離婚を通告した。シェイカ王女は黒い画面いっぱいに「親愛なる夫へ。あなたに他のお相手たちがいるので、この場で離婚を宣言します。私はあなたと離婚します。私はあなたと離婚します。私はあなたと離婚します。お元気で。あなたの元妻より」と綴っている。
「離婚します」と3回書いているのは大切なことだから繰り返したというよりも、イスラム教徒の慣習にちなんだもの。放送局「BBC」の報道によるとイスラム教では夫は妻に「離婚(タラーク)、離婚、離婚」と3回唱えるだけで妻の同意がなくてもすぐに離婚できる、トリプルタラークという慣習がある。王女もこれに則ったと見られているが、原則的にトリプルタラークは男性だけにしかない権利である。
シェイカ・マーラ王女と夫のシェイカ・マナは昨年4月に盛大な式を挙げて結婚、今年5月に第1子が生まれている。王女はインスタグラムに赤ちゃんの小さな手の写真を投稿、フォロワーたちに娘の誕生を報告していた。しかし夫の影は皆無。数日後に赤ちゃんを抱っこしている男性との写真を投稿したが、男性の正体は産婦人科医だった。
王女は6月に赤ちゃんを抱っこした写真を投稿、「私たちだけ」と書き添えていた。この意味深なコメントには当時からフォロワーの間でさまざまな推測が飛び交っていた。今回の離婚宣告で、王女はこの頃すでに夫の浮気を知っていたのではないかと囁かれている。
夫のシェイカ・マナも王女の父であるアミールもまだ何もコメントを発表していない。これからどんな展開を見せるのか、注目が集まっている。