石積みオブジェ制作に参加を…阪神大震災犠牲者を追悼、12月7、8日に実施
阪神大震災の犠牲者を追悼する14代目の「生」の字の石積みオブジェが12月7、8日に兵庫県宝塚市の武庫川中州で制作される。主催する市民グループは「震災から30年を迎える節目に、石を運びながら震災を見つめ直す機会にしてほしい」と参加を呼びかけている。
オブジェは縦20メートル、横10メートルで、現代美術家の大野良平さんが2005年に制作した。川の増水で流失するたびに市民が集い、再生している。13代目が今年3月に川の増水で流されたため、作り直す。作業後、石に思い思いの字を墨で書き込む。
両日とも午前9時に宝塚大橋南詰め西側に集合し、同11時頃まで。軍手などを持参。参加費は1人200円で、中学生以下は100円。雨天、増水時は14、15日に延期する。問い合わせは、市民グループ・記憶の中の「生」再現プロジェクト代表の大野さん(080・1437・3811)へ。