来年（2025年）3月に投票が行われる萩市長選挙です。 現職の田中文夫さんが2期目を目指し立候補することを9日に表明しました。 （田中文夫市長）「市民の皆様とともに、活力と魅力があふれる萩を着々と前へ進めてまいります。私はその覚悟を持って来年3月の萩市長選挙への出馬を決意いたしました。」 田中文夫さん（76）は、1995年に県議会議員に初当選。 2021年に7期目の途中で辞職して萩市長選挙に出馬し、初当選しました。 2期目に向け田中さんは、少子高齢化に対応した市政の継続、地域ごとの特色を生かした一次産業の振興、世界遺産のまち・萩への観光客誘致などを公約に掲げています。 萩市長選挙には、これまでに前の市長の藤道健二さんが立候補を表明しています。 田中さんは自民党からの推薦を受けたい考えですが、役員を一新し新体制となった自民党萩支部は、非公開で開いた8日の役員会で藤道健二さんを推薦することを決めています。 これついて田中さんは、「自民党は現職優先であるはず。萩だけはそれに該当しないのが不思議でならない。」と述べています。 萩市長選挙は来年（2025年）3月9日告示、16日投開票となっています。