「中国の漁船と衝突した」 隠岐諸島沖のEEZ内で漁船同士が衝突 カニ漁中の漁船から118番通報 けが人はなく自力での航行可能
12月12日早朝、隠岐諸島の北西、約37キロ付近の海上で、鳥取市の漁船が中国の漁船と衝突する事故がありました。けが人はいませんでした。 境海上保安部によりますと、12月12日午前4時30分ごろ、鳥取市の沖合底引き網漁船「第二永福丸」(117トン)の乗組員から中国の漁船(857トン)と衝突したと通報がありました。 第二永福丸は、鳥取市の賀露漁港で水揚げを行っている漁船で、9人が乗りこんでいたということです。例年この時期はズワイガニ漁の最盛期で、現場海域でカニ漁をしていたとみられています。 一方、中国漁船の乗組員は22人。どちらの乗組員にもけがはありませんでした。両船とも浸水や油の流出はなく、自力航行が可能ということです。 海上保安部の巡視艇おきが現場海域に向かい、事故の状況を調べています。