「心底怖かった」日本に“脅威”感じたフランス 大金星ならずも「彼らは諦めないチームだ」相手ベテラン選手も称賛【パリ五輪】
バスケットボール男子1次リーグB組が現地時間7月30日に行われ、世界ランク26位の日本代表は開催国のフランス代表(世界ランク9位)と対戦。90-94で敗れた。 【画像】ドラマ相次ぐパリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック! 48年ぶりに自力での五輪出場を果たしたバスケ男子日本代表は、延長戦の死闘の末に惜しくも白星を手にすることができなかった。 日本は、前半を44-49で折り返すと、後半の第4クオーターでは八村塁が2度目のアンスポーツマンライクファウルで退場するアクシデントもあったが、残り16秒で4点リードを奪った。しかし残り10秒でフランスのマシュー・ストラゼルの3点シュートと、河村勇輝のファウルによって得たフリースローを決められ、84-84の同点で延長戦に突入した。 フランスのメディア『 L'Équipe』はフランス代表の35歳ベテラン、ニコラ・バトゥームの試合後のコメントを掲載。日本について「諦めないチームだった。こういう試合はタフなもの。彼らには敬意を表したい。心底怖かったけど…」と、日本の攻撃力に脅威を感じ、諦めない姿勢を称えていた。 延長戦は、身長2メートル24センチを誇る20歳のビクター・ウェンバンヤマに立て続けに得点され、4点差で敗れた。大金星とはならず悔しい敗戦となったが、強豪フランスを苦しめ、あと一歩まで追い詰めた戦いは次戦に生かせるはずだ。 次は8月2日にブラジル代表(同12位)と戦う日本。命運を握るグループ最終戦で、52年ぶりの五輪白星をつかむ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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