『相棒 season23』2025年も元日スペシャル放送 髙嶋政伸が初出演&“陣川公平”原田龍二も
水谷豊主演ドラマ『相棒 season23』の元日スペシャルが、2025年1月1日21時よりテレビ朝日系で放送されることが決定した。 【写真】『相棒 season23』元日スペシャル場面写真(複数あり) 2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、20年以上にわたって続いてきた『相棒』シリーズ。警視庁150年目を迎える今年は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)のコンビも通算10シーズンを迎える“節目”の年だ。 2025年の元日スペシャルとして放送される「最後の一日」は、大晦日のテレビ局を舞台に描かれるリアルタイムサスペンス。『相棒』シリーズ初出演の髙嶋政伸を筆頭に、特命係“初代・第3の男”陣川公平(原田龍二)も登場する。 物語は大晦日、陣川の買い物につきあってデパートを訪れた右京が、迷子を捜す女性と出会ったところからはじまる。実は、その女性は国民的ニュースキャスター・桧山弘一(髙嶋政伸)の妻。目を離したすきに4歳のひとり娘が姿を消したと聞き、右京は捜索を手伝うが、まもなく女の子は何者かに誘拐されたことがわかる。 その頃、桧山は自身がメインキャスターを務める、6時間生放送の年越し番組のためテレビ局に入ったばかり。桧山はかつて、反社会的組織の関連団体“ジョーカー”を番組内で批判したことから嫌がらせを受けており、誘拐もジョーカーの仕業かと思われたが、誘拐犯から桧山のもとに届いたのは、なぜか「予定どおり生放送を務めろ」という指示だった。しかし、生放送が進んでいくにつれ、犯人は桧山がひた隠してきた秘密をカメラの前で告白するよう要求、愛娘を人質に取られた桧山はひたすら追い詰められていくことに。誘拐犯の狙いはいったい何なのか。 一方、薫は伊丹憲一(川原和久)、益子桑栄(田中隆三)とともに警察学校同期の新居を訪ねていたが、その“年の瀬の同期会”が奇しくも誘拐事件に絡んでいく。ほかにも、小手鞠(森口瑤子)と美和子(鈴木砂羽)、甲斐峯秋(石坂浩二)と社美彌子(仲間由紀恵)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)、角田六郎(山西惇)らおなじみのメンバーそれぞれの“年内最後の一日”が交錯。生放送と同時に、刻々と事態が動いていく。特命係は無事、桧山の娘を救い出すことができるのか。そして、事件の背後にうごめく陰謀と桧山が抱えてきた秘密とは。 本作で『相棒』シリーズ初登場をはたした髙嶋は「相棒は、長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。本当にうれしかったです」とオファーを快諾。「水谷大先輩は、僕の永遠のヒーロー。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵なアニキのような存在」と告白した。 また、じりじりと追い詰められていく桧山について、「桧山はさまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役」とコメント。リアルタイムサスペンスである本作を「とても、緻密でダイナミックな大作」と評し、「ハラハラドキドキ、驚きの謎解き、そして大きな感動に満ちた、2025年元日にふさわしい傑作です。ぜひ、お楽しみに!」と見どころを語った。 さらに、元日スペシャルには、原田演じる捜査二課刑事・陣川も約1年ぶりに登場。彼は『season3』第6話(2004年12月1日放送)で誤認逮捕により左遷され、一時期、特命係に在籍した過去を持つ、特命係“初代・第3の男”として知られるキャラクター。 思い込みが激しく、惚れっぽい陣川は過去、事件に関係する女性に好意を寄せては特命係を巻き込んで彼女の無実を証明しようと空まわりすることが多かったが、今回は彼女に贈る指輪を選ぶため右京に付き添いを頼むほど入れ込んでいる模様。そればかりか、もうすぐ子どもが生まれるのだと告げる。 あわせて、2024年秋に開催された「相棒カフェ」が2025年1月7日から2月3日にかけて復活することが決定。相棒オムライスや相棒パフェ、相棒パンケーキなど秋の開催時に登場したメニューが引き続き並ぶほか、今回は「美和子スペシャル(特製カレー)」も新登場。予約は12月18日から受付開始となる。 ■髙嶋政伸(桧山弘一役)コメント 『相棒』のオファーを受けたときは本当にうれしかったです。『相棒』は、長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。 元日スペシャルは、とても緻密でダイナミックな大作だと思いました。桧山は、さまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役です。 水谷大先輩は、1978年から放送された学園ドラマ『熱中時代』のやさしい北野先生。僕の永遠のヒーローです。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵なアニキのような存在です。『相棒』の現場は、とても楽しく、リラックスして演じることができる素晴らしい現場でした。また、呼んでください(笑)。 ハラハラドキドキ、驚きの謎解き、そして大きな感動に満ちた、2025年元日にふさわしい傑作です。ぜひ、お楽しみに!
リアルサウンド編集部