“ターザン後藤の後継者”ガッツ石島が松崎和彦を撃破しインディー統一へ驀進!ホー・デス・ミン(ポイズン澤田JULIE)らの軍団殲滅へ!
この日の松崎は、盟友・戸井克成をセコンドに連れて登場。 試合はクラシカルなじっくりとしたレスリングに始まり、松崎が熟練のテクニックで試合を支配。しかし、ガッツも得意のWARスペシャルで松崎のスタミナを削り、フライング・ニールキックやラリアットなど持ち味のパワーファイトで大逆転。 ガッツがトドメのラリアットを放つも、松崎がキャッチして脇固め。さらに伝家の宝刀たるランニングネックブリーカー・ドロップが炸裂。しかし、2度目を狙ったところでガッツがカウンターのラリアットを叩き込み、後頭部へのラリアット、ロープに飛んで全体重を浴びせる強烈なラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
試合後、ガッツはクレイジーユニオン殲滅を宣言し、“TTTvsクレイジーユニオン”の全面対抗戦を宣言。6月16日に新宿の地下闘技場で行われる『クレイジーユニオン大作戦』にて決着戦が行われることに。 さらに、定アキラ率いる団体【AlmaLibre】もTTTとの全面対抗戦を吹っかけ、5月11日のTTT新木場大会にて4vs4のイリミネーションマッチが行われることも緊急決定された。 混沌が混沌を呼ぶインディープロレス界に於いて、“どインディー”の世界はさらにドロドロのデロデロに混迷を極めている。 数多くいるプロレスファンの9割が一生触れぬままに生涯を終える世界だが、残りの1割を90年代から30年以上熱狂させ続けている魅力は確かにそこにある。 「この記事に出てくる選手の名前を誰1人として知らない」と感じた人こそ、一度は会場で観戦してみることをオススメしたい。