西武が3年ぶりの開幕勝利 8回に外崎修汰が決勝三塁打 今井達也は白熱の投手戦制して初白星 開幕投手の2桁奪三振はチーム14年ぶり
◆楽天0―1西武(29日、楽天モバイルパーク宮城) 西武が3年ぶりの開幕勝利を挙げた。今井と白熱の投手戦を繰り広げた楽天早川を8回に攻略。金子侑の安打と二盗で2死二塁の好機をつくり、外崎が左中間に値千金の適時三塁打。8回以降は甲斐野、アブレイユの投手リレーで逃げ切った。アブレイユは開幕戦で来日初セーブを挙げた。 ■「これ何年も前から見たかった」金子侑司二盗から外崎修汰の適時三塁打で勝ち越し【動画】 初の開幕投手を務めた今井は150キロ台後半に達する直球と鋭い変化球で7回を散発2安打、無失点。二塁すら踏ませずに今季初勝利を手にした。楽天戦は2021年から10連勝。さらに毎回の11奪三振も記録。西武の開幕投手の2桁奪三振は10年の涌井(現中日)がロッテから11三振を奪って以来、14年ぶりとなった。 左腕の早川対策として、両打ちの金子侑を含めて1~6番に右打者を並べた打線は6回まで散発2安打。7回に初の連打でつくった1死一、二塁の好機も得点には結び付かなかったが、ようやく8回に力投の今井を援護した。
西日本新聞社