交流戦＜日・巨（1）＞5回、吉川は3ランを放つ　（撮影・西川祐介）

　◇交流戦　巨人―日本ハム（2024年6月14日　エスコンF） 　巨人の吉川尚輝内野手（29）が14日の日本ハム戦（エスコンF）で5回に35日ぶりとなる2号3ラン。パ・リーグ最多タイの6勝をマークしている相手先発左腕・山崎福也投手（31）を5回6失点（自責4）降板へと追い込んだ。 　前日13日の楽天戦（楽天モバイル）までは3番に入っていたが、この日は打順が下がり、「6番・二塁」に入って先発出場。3―1で迎えた5回だった。 　1死からヘルナンデス、岡本和の連続長短打などで2死二、三塁。ここで第3打席に入ったのが吉川だった。 　2回の第1打席、3回の第2打席とも山崎福也のカットボールに空振り三振に打ち取られていたが、第3打席では初球のカットボールを右翼スタンドへ叩き込んだ。 　前の2打席で味わった悔しい思いをぶつけての3ラン。ダイヤモンドを一周してベンチに戻った背番号2はチームメートたちの祝福を受けると、珍しく力いっぱいの雄叫びをあげて感情を爆発させた。 　なお、吉川の本塁打は5月10日に行われたヤクルト戦（神宮）の初回に相手先発右腕・ヤフーレから先制＆決勝の今季1号ソロをを放って以来35日ぶりとなる今季2号となっている。 　▼吉川　打ったのはチェンジアップです。点を取られた後だったので、どうしても追加点が欲しかったです。打てて良かったです。