雨宿りに来た野良猫、警戒から一転? 驚きのその後にビックリ 11匹の保護猫と暮らす飼い主の想い
玄関扉を開けていると、ゲリラ豪雨で野良猫が雨宿り。止まない雨で帰れなくなってしまった野良猫の様子を撮影したショート動画が349万回再生された。この動画の投稿主は、総勢11匹の保護猫と暮らしている「にゃんかつ」さん。多頭飼い生活で大変なことも多いはずなのに、野良猫を放っておけないにゃんかつさんの想いとは。 【ビフォーアフター】最初は遠慮がちだったのに…「帰りたくないニャ~」驚きの変貌ぶり
■危険と隣り合わせの野良猫「かわいそうな猫を1匹でも減らしたい」
「おいで」と呼びかけると人懐っこく中に入ってきて、しばらく玄関先で毛布の上でゴロゴロしたり、ふみふみしたりくつろぐ野良猫。その後、この猫は無事保護されたことをX(旧Twiter)等で報告された。この他にも、にゃんかつさんのYouTubeチャンネルには、家の前や玄関先を訪れる野良猫の様子が投稿されている。2016年にペコを保護したことをきっかけに、保護した猫やその子どもたち、総勢11匹の猫たちと暮らしているにゃんかつさんに話を聞いた。 ――ショート動画で投稿された猫の保護シリーズが再生数を伸ばしています。にゃんかつさんが一緒に暮らしている猫ちゃんたちも保護した子が多いですが、野良猫を保護することについて、どのように感じてらっしゃいますか? 【にゃんかつ】野良猫ちゃんは常に危険と隣り合わせで生きているので飼い猫ちゃんに比べて寿命が短いと聞きます。私は保護をすることでかわいそうな猫ちゃんを減らすことができると思っているので、これからも私の手が届く範囲で私にできることをやっていきたいと思っています。 ――野良猫を保護する場合、どのような対応をされていますか? 【にゃんかつ】まずは、迷い猫や地域猫の可能性も考えられるので、「近隣の方に聞き込みをする」「ネットやSNSの迷い猫情報を確認する」「警察署や保健所、愛護センターに問い合わせる」、この3つの対応は行なうようにしています。 ――そこから保護した場合は? 【にゃんかつ】保護するとなったらどうしても野良猫ちゃんのことを多く考えてしまいがちですが、先住猫たちに寂しい思いや不安な思いをさせないように今までと変わらないスキンシップ&コミュニケーションをとって、なるべくストレスをかけないように心がけています。 ――先住猫に配慮した行動が必要なんですね。 【にゃんかつ】野良猫ちゃんからウイルスや寄生虫などが感染してしまう可能性があるので、保護をしたらまずは病院に行って検査などをしていただき、その後しばらくは部屋を分けて隔離生活をして、きちんと段階を踏んで慎重に対面させるようにしています。