三菱自動車、新型『トライトン』に受注殺到 中村副社長明かす 予約の約9割が「これまで三菱自動車をお乗りでなかったお客様」
三菱自動車の『新型トライトン』の発売記念イベントが14日、都内で開催された。 『トライトン』は、新型の四輪駆動ピックアップトラック。彫りの深いフロントフェイス、安定感と強靭さを演出するボディサイド、無駄を削ぎ落としたリヤのデザイン。三菱自動車らしい独創的な形となった。 【写真】発売記念イベントに登場した中村達夫副社長&ヒロミ 室内は、乗る一人ひとりがゆったりくつろげる広さを確保。シートには上質な素材を採用し、フロントもリヤも体を保持する設計で、オフロード走行も楽しめる。 新開発の2.4Lクリーンディーゼルターボエンジン、スーパーセレクト4WD-II、7のドライブモード、アクティブヨーコントロール[AYC]をはじめとする技術で、オフロードでの走破性の良さを追及している。 中村達夫副社長は「新型トライトンは、当社の最有力地域であるASEAN地域をはじめ、150カ国を超える国で販売している。三菱自動車を名実共に支える世界戦略車です。今回、その世界戦略車を日本に12年ぶり投入します」と宣言した。続けて「この新型トライトンは6代目となります。『Power for Adventure』というコンセプトの元、内外装デザイン、シャーシ、エンジンなど全てを一新しています」と明かし「従来のピックアップトラックに比べて格段に乗り心地、快適性が向上しています」とアピールしていた。 昨年12月に発表以降、1月の販売計画台数の200台の6倍以上の1300台の受注が来ているという。中村副社長は「今回は、これまで三菱自動車をお乗りでなかったお客様からの予約が全体の9割を占め、三菱自動車の輪が広がっていると大変、うれしく思っております」とホクホク顔で語っていた。 昨年7月からタイで販売を開始し、国内ではあす15日から発売となる。