ガットゥーゾ監督が新天地クロアチアで就任早々ブチギレ…通訳を睨みつけるや否や記者に「私もお前も最悪のスタートだ」
ハイドゥク・スプリトのジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督が就任早々、新天地クロアチアのジャーナリストにブチギレた。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝える。 【動画】クロアチア人記者とやり合うガットゥーゾ監督...舌打ちも 怖いもの知らずの“闘犬”として名を馳せたガットゥーゾ氏。しかし、イタリア代表で苦楽を共にした同世代の仲間たちと同様、監督業ではやや苦戦気味といったところか。 昨季はマルセイユで途中就任からの途中解任。今季は心機一転、イバン・ラキティッチ&イバン・ペリシッチが所属するクロアチア1部のハイドゥク・スプリトと2年契約を結んだ。 迎えた先月26日、初陣となったのは、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)予選2回戦1stレグのトースハウン戦。フェロー諸島1部の圧倒的格下とのホームゲームだ。 試合は19分で先制し、30分にPKで追加点。2-0と先勝に成功した。 今季まずまずのスタートを切ったハイドゥク・スプリト。しかし、あるクロアチア人記者が試合後、プレスルームでガットゥーゾ監督に「2点しか奪えなかった。30分以降の出来が悪い」と直言し、闘犬の逆鱗に触れてしまった。 「私のここでのスタートが最悪だったか。そうか、ならお前も最悪だ。お前はネガティブなことしか私に言わず、お前の言う“良くない60分間”の中で今後への重要なヒントがあったかどうか、考えようともしない。お前も誤ったスタートを切ってしまったようだ」 騒然とするプレスルーム。しかし、ガットゥーゾ監督の怒りはこれだけでなく、この記者との間に入った通訳は「トランスレート(翻訳/通訳)が遅すぎるんだよ」などと、上述のやり合いに先立ち、指揮官に睨みつけられている。 チームはその後のアウェイ2ndレグを0-0でやり過ごし、予選2回戦を通過。このスタートがガットゥーゾ監督にとって良かったか悪かったか、答えが出るのはまだ先だろう。
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