ECB金利軌道、強い不透明感の中で事前約束はできない-副総裁
(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、不安定なインフレと先行きの予測が難しい経済に直面する中で、今年のECBの決定について事前約束はできないと述べた。
デギンドス氏は12日、MNIがロンドンで主催した行事で、金融政策の方向性が明確であっても政策当局者は今後6カ月間の金利について、あらかじめ決められたシナリオは一切持たないと述べた。
同氏は「不透明感のレベルは極めて高い」と指摘、「暗い部屋では非常に慎重にならなくてはいけない」と語った。
原題:ECB’s Guindos Says ‘Huge’ Uncertainty Leaves 2024 Rate Path Open(抜粋)
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Mark Schroers, Alexander Weber