オリンピックを身近に感じてもらいながら、その価値や精神を学んでもらおうと、千葉県流山市内の中学校で12月2日、オリンピアンによる特別授業が行われました。 　特別授業は、流山市立西初石中学校で2年生を対象に行われ、陸上・長距離でシドニーとアテネオリンピックの2大会に出場した田中めぐみさんが講師を務めました。 　授業では5つのチームに分かれて障害物リレーに挑戦し、一度走り終えるとチームの作戦会議の時間が設けられました。 　そして、チームごとに具体的な目標を掲げ、再度、挑戦すると…　タイムが縮まったり応援の声が大きくなったりと白熱した戦いを展開。 　生徒たちは、オリンピックの価値とされる全力で取り組むことや、協力し合うことの大切さを体感した様子でした。 生徒は― 「全員で記録を伸ばすことができてうれしかった」 「貴重な数少ない体験ができてよかった」 陸上長距離　元日本代表　田中めぐみ さん 「自分の心持ち次第でどんなことにもチャレンジできるし、諦めない気持ちがあればどんな道も進んでいけるということを感じてもらえたら」