『ロピア』で105億個以上売れた名作スイーツ「プチシリーズ」が人気のワケ
●スーパーなどでもよく見かける人気スイーツ。20年以上続くチルドスイーツメーカー『ロピア』の自信作「プチシリーズ」とは?
愛知県に本社を置き、チルドスイーツの企画・開発、製造を手がける『ロピア』という企業をご存知でしょうか? その名前は聞いたことがなくても、スーパーやコンビニで何気なく買って食べていたスイーツは、実は『ロピア』で作られたものかもしれません。 安くて美味しいスーパーやコンビニの密かな大ヒットスイーツ 『ロピア』が創業したのは、「スイーツ」という言葉がまだ浸透していなかった昭和の終わり。オリジナル製法によるフレッシュで低価格のチルドデザートを毎日40万個製造し、3秒に1個売れる大ヒットスイーツを開発するなど、日本のスイーツの発展を牽引するチルドデザートメーカーなのです。 数ある商品の中で20年以上愛されるロングセラーが「プチシリーズ」です。累計1.5億個以上を売り上げる超人気スイーツを実際に味わってみました。
思わず手が伸びる“安さ”も人気の秘訣。一番人気は「プチモンブラン」
シリーズの中で大きな人気を集めるのが「プチモンブラン」です。昔ながらの卵プリンの上にホイップクリームとモンブランクリームをトッピング。よく見るとプリンの下にはカラメルソースもちゃんと忍ばせてあります。
スプーンですくってクリーム2種とプリンを一口味わってみると、クリームもプリンも甘すぎないのがいいですね。プリンは想像よりもとろっとなめらかな口当たり。モンブランクリームはどこか懐かしい味わいで、これだけ単独で味わうのもおすすめ。1個179Kcalというのも罪悪感なく楽しめる数字です。
手作りラインならではの三層構造がすごい「プチティラミス」
仕上げのクリームを手作業で絞るなど、できるだけ手作りにこだわる『ロピア』ならではの一品が「プチティラミス」。ほろ苦のココアパウダーがかけられたチーズカスタードホイップクリームの下には、コーヒーシロップを染み込ませたココアスポンジ、さらにその下にはチーズカスタードムースの三層構造になっているではありませんか。
多重構造ゆえの醍醐味は、異なる食感を一口で味わえること。チーズカスタードホイップクリームはふわっと軽く、コーヒーシロップがジュワッと染みたスポンジはしっとり、チーズカスタードムースはややぷるんとしていて味わいも本格的。200を切る186kcalもうれしい限りです。