「年齢制限はありますか?」MISIAの母・小児科医の伊藤瑞子 71歳で大学院生になり「今でも院生仲間と女子会」思わぬ夫の変化も
私たちの時代と違って、男女の区別なく自分に向いていること、個人の適性を生かしていける世の中になることの大切さも改めて感じています。人に対して垣根を作らず、誠実に係わり誠実に話し合うことが、社会のすべてにおいてうまくいくのではないかなと思います。そして「育児の共有」から新しい未来が開けると思っています。 PROFILE 伊藤瑞子さん いとう・みずこ。1945年4月生まれ。福岡県福岡市のあおばクリニック前院長。長崎大学医学部卒業後、長崎大学病理学第2教室入局、長男と長女を出産。国立長崎中央病院臨床研修医(現 国立病院機構長崎医療センター)として勤務中に次女のMISIAを出産。小児科医師となる。その後、長崎県離島医療圏組合厳原病院小児科医長(現 長崎県対馬病院)を経て福岡県の病院に勤務し、開業。71歳で福岡女子大学大学院 人文社会科学研究科に入学、修士課程修了。福岡県こども審議会の専門委員に任命されたほか、講演会などで登壇も行う。
取材・文・撮影/内橋明日香 写真提供/伊藤瑞子、福岡女子大学(サムネイル)
内橋明日香
【関連記事】
- 【写真あり】「お姉ちゃんにそっくり!」赤ちゃんの頃のMISIAさんを囲む長男と長女など きょうだい愛が伝わる伊藤瑞子さんの子育てアルバム
- 【写真あり】「MISIAのご両親!」長崎県の離島医療に携わっていたころの伊藤瑞子さん夫婦の2ショットなど「白衣姿がばっちり決まっています」
- 【初回】「女医は税金のムダと言われた時代」MISIAの母・伊藤瑞子が医師と子育ての両立に苦悩し「ストレスで2回も十二指腸潰瘍に」
- 【第2回】保育所でも職場でも子どもにも「迷惑をかけている気持ちだった」MISIAの母・小児科医の伊藤瑞子「アメリカ帰りの上司が変えた職場環境」
- 【第3回】「眠ったふりをしていた娘を置いて」MISIAの母・小児科医の伊藤瑞子 離島医療で夜間の呼び出しに多忙な日々も「娘が夢を叶えられた理由」