1軍への”推薦“も…?巨人、ファームでは好成績を残す選手(4)4年ぶりリーグ優勝への”起爆剤“に…?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月25日時点)
中山礼都
・投打:右投左打 ・身長/体重:182cm/82kg ・生年月日:2002年4月12日 ・経歴;中京大中京高 ・ドラフト:2020年ドラフト3位 昨季は一軍で78試合と多くの出番を得ていた中山礼都。高卒4年目の今季は、一軍での出場機会が激減しているものの、二軍では圧巻の成績を収めている。 中京大中京高から2020年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。高卒1年目から二軍で打率3割超をマークし、次期正遊撃手候補と大きな期待が寄せられた。 翌2022年に一軍デビューを果たし、50試合に出場。昨季はレギュラー奪取に至らなかったが、シーズンの大半を一軍で過ごし、自己最多の78試合出場、打率.239、5盗塁を記録した。 今季はさらなる飛躍が期待されたが、ドラフト4位ルーキー・泉口友汰や門脇誠の存在もあって、一軍では前年を大きく下回る出場数に。 一方、二軍では67試合出場で打率.332、4本塁打、30打点、出塁率.431と傑出した数字をマーク。9月7日一軍へ昇格すると、同日のDeNA戦で適時打、次戦ではスタメン起用に応えるマルチ安打を放った。 その後も一軍に帯同している中山。貴重な戦力として活躍を続け、リーグ優勝へ向けた起爆剤となりたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部