秋の丘陵に赤のグラデーション 大分・るるパークでコキア見ごろ
大分県杵築市の大分農業文化公園(るるパーク)でコキアが赤く色づき、約5000平方メートルの丘陵を鮮やかに染めている。10月下旬まで楽しめる。 コキアは、西~中央アジア原産の一年草で、高さ約50センチ~1メートルのもこもことした球形に育つ。刈り取って乾燥させるとホウキにもなるため「ホウキグサ」などの和名を持つ。 同公園管理事務所によると、今年は猛暑などで例年より1週間遅い9月下旬に淡い緑から鮮やかな赤に変わり始めたという。 色づく早さには個体差があり、徳野満園長は「色のグラデーションを楽しんでほしい」と話している。入園無料、火曜(祝日の場合は翌日)は休園。【上入来尚】