バローHD 小池社長インタビュー 売上高1兆円へ基盤強化 グループ横断の投資会議、発足新業態開発も 西濃で米飯新工場検討
バローホールディングス(HD、本部多治見市)の小池孝幸社長が中部経済新聞の取材に応じ、向こう3年間でグループの事業基盤を強化する考えを示した。傘下の事業会社ごとの投資基準などを見直すグループ横断の投資会議を立ち上げたほか、ドラッグストアなどで新業態の開発を進める。総菜製造子会社では岐阜県の西濃地区で米飯などの新工場を検討する。事業基盤を強化し、売上高に相当する営業収益は、2030年3月期に1兆円(24年3月期実績で8077億円)を目指す。