外で暮らしていた「おうちのない猫」と家族に 幸せな暮らしが始まり「あと100年生きておくれ」と願う毎日
愛猫と過ごす何気ない瞬間に、幸せを感じている人も多いのではないでしょうか。 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@okazaki_h_hayaoさんが「BABY....あと100年生きておくれよ」と投稿していた、こちらの写真。そこには、毛布にくるまって幸せそうに眠る愛猫「岡崎・ハッピー・駿(はやお)」くん(撮影時、推定1才半/以下、駿くん)の姿が写っています。飼い主さんに話を聞くと、撮影エピソードを次のように話しています。 【写真】「フォルダの中で戦闘力0の写真を貼る」のタグとともに、飼い主さんが投稿した一枚 飼い主さん: 「ふたりで昼寝をしていてふと目が覚めたときにこの光景があり、写真を撮りました。駿のこの姿を見て、『うちに来てくれて本当にありがとう、ずっと一緒にいたい(100年生きてほしい)』と思い、思わず涙が出たことを覚えています」 駿くんと出会えたことに心から感謝しているという、飼い主さん。駿くんを家族にお迎えしたときのことを聞くと、もともと駿くんは外で暮らしていた猫だったといいます。
夫の一言で、駿くんを家族に迎えることを決意
飼い主さんは、夫の家族と地域猫の多い公園を中心としたルートを夜に散歩するのが日課だったそう。そのときに、外で暮らしていた駿くんと出会ったといいます。 飼い主さん: 「ほかの猫たちは来る日、来ない日で入れ替わりがあるなか、駿は皆勤賞で顔を出してくれました。後追いも少し見せるなど、とても人馴れした印象でした」 子どもの頃から猫と生活することを夢見ていたという、飼い主さん。夢を叶えるために、飼い主さんは夫と話し合って猫と暮らせる物件に引っ越すことを決めたのだそう。 猫と暮らす準備を進めるなかで、飼い主さんは猫の保護団体のホームページなどを頻繁に見ており、そこで気になる保護猫を見つけたのだとか。 外で暮らしている駿くんのことも気にかけていた飼い主さんは、「どちらを家族にお迎えしようか」と悩んでしまったそうですが、夫のある言葉で迷いはなくなったといいます。 飼い主さん: 「夫に相談したときに、『このコは今保護されていて、少なくとも暑くも寒くもない家の中で生活ができている。外にいるコを優先して助けてあげたいと思う』と言われたんです。その一言で迷いは吹き飛び、引っ越した当日に駿を保護しようといつもの場所へ向かいました」 駿くんは小雨が降っているにもかかわらず、いつもの場所でひとりぼっちで行儀よく座っていたそう。抱っこもすんなりさせてくれて、キャリーケースにもおとなしく入ってくれたのだとか。 家に迎え入れてからも、少し家の中を探検したのち、まるでもともと住んでいたかのようにトイレやキャットタワー、ごはん入れも使ってくれたという駿くん。そんな姿に、飼い主さんは「驚いた」と振り返っています。