ヤンキース“負ければ敗退”打順入れ替えでテコ入れ…第5戦先発予定コール「明日先発する」
◆米大リーグ ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース―ドジャーズ(29日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) 3連敗で崖っぷちに追い詰められたヤンキースのブーン監督が、第4戦の試合前にメディア対応。「チームのために、最高の決断ができるようにしっかり備えたい。ハイレベルな戦いの中で、それができる自信がある」と決意を語った。 敗退に直面したブーン監督は、打順を整備した。チザムを4番に、スタントンを5番に入れ替えた。またリゾを6番、ボルピを7番に入れ替え、新人捕手ウェルズが2試合ぶりに先発復帰。ブーン監督は「相手がブルペンデーであることを考慮して、打線のバランスを考えた」と説明。1番から8番まで右左を交互に並べ、ジグザグ打線で、スイープ(4連敗)阻止を目指す。 また、第5戦の先発予定のゲリット・コール投手は「明日、先発すると予想している」と、逆襲のバトンを受け継ぐことを願った。 ◆ヤンキース ゲリット・コール投手「皆、今日の試合にフォーカスしている。明らかにタフな状況だが、どんなことも起こり得る。まだワールドシリーズは開催中で、我々はブロンクスにいる。野球には何度もアップダウンがある。今、大事なことは、ただ、笑顔でいること。そして、チームメートと肩を組むことだ。明日、先発すると予想している」 ◆ヤンキース リゾ内野手「昨日、試合前にチームミーティングを行い、どれだけ皆のことを愛しているかを伝えた。きょう勝たなければ、明日はない。0勝3敗できょうの日を迎えた。このチームでプレーする最後の試合になるかもしれない。試合に挑むだけだ。どうなるか、みてみよう。とにかくきょう勝つこと。そうすれば、コールが投げる第5戦があり、それに勝てば、第6戦があり、それに勝てば第7戦がある。まず今日勝たないことには」
報知新聞社