2024年の年末年始は最大9連休。まさに長期旅行には格好のチャンスではないだろうか。 【全画像をみる】エクスペディアが「2025年の旅行トレンド」を発表。日本の都市も候補に上がった「第二の旅行先」とは？ エクスペディアが発表した「Unpack'25」から、今後注目の旅行トレンドを見ていこう。

「第二の旅行先」を選ぶ人が増えている

ランス・ノートルダム大聖堂。

ローマやバンコクなど定番観光地以外に、「あまり知られていないけれど、さほど混雑していない」旅行先を求める動きが広まりを見せる。 調査によれば、世界全体では約63パーセントの人がこうした「第二の旅行先」に行きたいと回答。日本でも48パーセントと約半数から同様の回答があった。 フライト検索の増加率に基づいて、エクスペディアが挙げる旅行先※は以下の通り。 ※期間：2023年9月1日～2024年8月31日 ランス（フランス） 周辺の定番旅行先：パリ ブレシア（イタリア） 周辺の定番旅行先：ミラノ ジローナ（スペイン） 周辺の定番旅行先：バルセロナ（スペイン）

サンタバーバラ（アメリカ）

周辺の定番旅行先：ロサンゼルス 福岡（日本） 周辺の定番旅行先：東京 アブダビ（アラブ首長国連邦） 周辺の定番旅行先：ドバイ クラビ（タイ） 周辺の定番旅行先：プーケット

日本ならではのショッピングの傾向も

世界全体では、「旅行中に現地の食料品店やスーパーを訪れる」の回答が39パーセント、「旅行先で自国では入手できないものを買う」の回答が44パーセントと、買い物やお土産を目的とした旅行トレンドも見えてきた。 一方、日本においては、「現地のローカルグルメや珍味」をお土産に買うと回答した人が68パーセントと、最も高い割合に。他国平均と比べても、20ポイント以上高い結果となり、日本特有のトレンドと言えそうだ。

オールインクルーシブもトレンドに

2025年には、宿泊代に食費やリラクゼーション費などが含まれた料金体系を指す「オールインクルーシブ」が盛り上がりを見せると推測される。 特にZ世代の旅行者は、42パーセントが「オールインクルーシブホテルを好む」と回答。「予約時のストレスを最小限にできる」「予約が簡単」「贅沢な気分になれる」などが理由として挙げられた。 一方、オールインクルーシブホテルの宿泊経験について、日本の回答は38パーセントと、世界平均の68パーセントと比べても低い。