多くの著名人や政界人に愛されてきた!? 創業130年を迎えた軽井沢「万平ホテル」がグランドオープン! リニューアルされた客室はどうなった?
歴史的な空間での優雅なひととき
長野県軽井沢の閑静な森の中に佇む老舗ホテル「万平ホテル」は、2024年に創業130周年を迎えるにあたり、大規模改修・改築工事を実施し、グランドオープンしました。 【画像】「え...」これがリニューアルされた客室です!(8枚)
万平ホテルは、1894年に創業し、以来130年以上にわたり、多くの著名人や政界人から愛されてきたクラシックホテルです。 1936年に建てられた「アルプス館」は、軽井沢の景観に調和したハーフ・ティンバー風の外観意匠や、和洋折衷の室内意匠などが特徴で、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。 「130年の時をつなぐ万平ホスピタリティ~文化・歴史・自然を紡ぐ~」をコンセプトに、日本ホテル史上における貴重な歴史的建造物として、伝統を受け継ぐことを目指しているといいます。 同ホテルは、新たな軽井沢の風を豊かな緑とともに感じられるアルプス館、愛宕館、碓氷館、バンケット棟の全4棟で構成。 まず注目は、多くの賓客にも愛され、万平ホテルのシンボルでもあるアルプス館の客室です。 丸く温かみのあるペンダント照明をはじめ、ガラス障子、猫足バスタブ、軽井沢を代表する伝統工芸品の軽井沢彫家具など、ホテルを象徴する“和洋折衷”のインテリアを受け継ぎつつ、より居心地良い空間へリニューアルしています。 “万平ホテルのDNAを受け継ぐクラシカルモダン”をコンセプトに新たに生まれ変わった愛宕館は、全客室の内風呂に天然温泉の湯を完備。 これまで万平ホテルで愛されてきたさまざまなモチーフを取り入れ、ホテルの歴史を思いつつも、新たな軽井沢の風を、豊かな緑とともに感じられる設えとなっています。 全4タイプある客室とスイートルームから選べる碓氷館には、テラス付きの部屋も完備。 窓からの自然豊かな景観に加え、アースカラーを取り込んだ上品な雰囲気の中、軽井沢らしい時間をゆったりと過ごせるのが魅力です。 新築したバンケット棟では、大きな窓が印象的な“桜”の間にて、軽井沢の自然を間近に感じられる華やかな婚礼・宴会が可能。 新たな姿で迎えてくれる、万平ホテルでの宿泊を堪能してみてはいかがでしょうか。
VAGUE編集部