ポステコグルー監督「私よりも過激」オランダの“トータル・フットボール”から受けた影響を語る
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督のスタイルは“アンジェボール”とも言われるが、同監督の哲学は“トータル・フットボール”の影響を受けたものだという。イギリス『Mirror』が伝えている。 【動画|トッテナムが完勝】トッテナム vs ウェストハム 試合ハイライト トッテナムは現地時間24日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第3節AZアルクマール戦を控えている。その前日会見でポステコグルー監督は、1970年代に当時のオランダ代表が魅せた“トータル・フットボール”のファンであることを明かした。 昨シーズン、トッテナムの指揮官となったポステコグルー監督は、一時はプレミアリーグで首位に立つなど、序盤戦を席巻。2023年11月に行われたチェルシー戦では、2人の退場者を出しながらも試合の最後までハイラインを維持し、自身の哲学を貫くと、多くの人を驚かせた。 「私がサッカーに初めて恋に落ちたのは“トータル・フットボール”の時代だった。おそらく“トータル・フットボール”の頂点とも言える1974年のワールドカップは、オーストラリアにとっては初のワールドカップ出場でもあった」 「午前2時に起きて、画面の粗い白黒テレビを見て、オランダのサッカーに魅了されたんだ。ヨハン・クライフはサッカー選手としてだけではなく、サッカーの思想家としても多くの点で天才だったと思う。みんなは私のハイラインについて話すけど、1974年のオランダ代表を見れば、私よりも過激なことがわかる。そこまでの道のりはまだまだ長いと感じている。私はずっとオランダのサッカーが好きで、熱心に追いかけてきたんだ」 ELの決勝トーナメントにストレートインを目指すトッテナムは、EL3連勝を懸け、日本時間25日早朝4時に日本代表DF毎熊晟矢も所属するAZアルクマールと対戦する。
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