巨人・丸佳浩「結構思い切っていけるカウントかなと」3ボール1ストライクから自身11度目の初回先頭弾
◆JERA セ・リーグ 巨人2―4中日(22日・東京ドーム) 東京Dにごう音が鳴り響いた。初回先頭。丸が3ボール1ストライクから小笠原の直球を振り抜くと、打球は右翼席へ吸い込まれた。「結構思い切っていけるカウントかなと思っていきました」。勝利には結びつかなかったが、今季チーム初、自身では昨年6月以来11度目の初回先頭弾となる3号ソロで存在感を放った。 【動画】丸佳浩がライトスタンドに先頭打者ホームランを放つ さらに1―0の3回先頭では、中前打を放ち、その後の岡本和の犠飛につなげた。マルチ安打は今季11度目。リードオフマンとして役割を果たし、対左腕では今季46打数18安打で打率3割9分1厘と打ちまくっている。 現役では4人目となる通算1000得点にも、あと「2」。多くの出塁をしてきた証しでもある。24日からは阪神3連戦。「ビジターになるんで、攻撃陣が早いイニングで点を取って僕らのペースでやれればベスト」。経験豊富な男がチームのために全力を尽くし続ける。
報知新聞社