33年ぶり共演! 鈴木保奈美(58)&唐沢寿明(61)の新ドラマは「ドクターX」を越えるか
読書好きであることを生かして、昨年からは作家をゲストに招くバラエティー番組「あの本、読みました?」(BSテレ東)で司会業にも挑戦。 「今年1月までアシスタントを務めていた元乃木坂46の山崎怜奈さんから、『ほら、カメラはこっちですよ』と指摘されるなど、慣れない司会業にポンコツぶりを見せているのですが、本人は『怜奈ちゃん、すごいね~』とお姫様のようにのんびりした感じです。ただマジメなところもあって、未読の作家がゲスト候補に挙がったときに、芝居のスケジュールで著書を読めない場合には、『まだ呼ばないで』とストップをかけるんです」(番組関係者)
シリーズ化への期待がかかる33年ぶりの共演ドラマ
その保奈美と唐沢が共演するのが、来年1月クールにテレビ朝日の木曜9時枠でスタートする「プライベートバンカー」。 「唐沢さんが主演で、資産10億円以上の超富裕層の顧客のみを扱うプライベートバンカーという役。資産管理だけでなく、親族間トラブルなど資産家の悩みを、あらゆる手段を使って解決していきます。保奈美さんは親から継いだ団子屋を、金融知識の無さから銀行にだまし取られそうになり、その過程で知り合った主人公に救われ、助手的存在になるという役どころです。撮影は11月中に始まります」(ドラマ関係者) 唐沢はWOWOWで第3シリーズまで放送されている「フィクサー」にも主演。保奈美とはそこでも共演していたが、やはり同ドラマに出演していたあの名俳優が「プライベートバンカー」にも出演する予定だった。 「10月に亡くなった西田敏行さんです。主人公の顧客となり、親族のトラブル解決を依頼する大富豪役でキャスティングされていました。代わりに橋爪功さんが出演することになりました」(同前) 主人公の決めゼリフは、 「この私が、全てお預かりいたします」 このいかにもなセリフは、あのドラマを思わせるが……。 「主人公が自らの手腕で問題を解決していくというスタイルは、12月に公開される映画版でラストとなる『ドクターX』と同じ。テレ朝としては、同作のように、シリーズ化できるくらい人気が出るのを期待しています」(前出・芸能記者) 唐沢と保奈美のコンビで、「絶対に失敗しないドラマ」になるか。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年11月21日号