「Lady Go」初回は梅宮アンナが乳がんを語る「健康について考えを変えるきっかけに」
フジテレビ系では、司会を鈴木唯アナ、進行を上垣皓太朗アナが務める新番組「Lady Go」が11月14日からスタートする。“女性の身体のこと、健康のこと、生きづらさについて本音で語ることがファッションになる世界を!”をテーマに、心と体にまつわる知識を、その道のエキスパートに聞き出すアカデミックなフェムテックプログラムだ。 初回放送のテーマは”乳がん”。ゲストには、今年SNSで乳がんであることを公表し現在闘病中の梅宮アンナ、乳腺専門クリニックの院長・魚森俊喬氏を迎え、鈴木アナ、上垣アナと共に乳がんについての知識をアップデートする。 このたび、収録を終えたばかりの梅宮、鈴木アナ、上垣アナが囲み取材に応じ、感想や見どころを語った。
自身の病気のことを、詳しくテレビで伝えることは初めてだという梅宮は「1人でも多くの方に病気のことを伝えられる機会を与えていただいて、あらためて公表して良かったなと感じています。いろんな媒体やイベントを通して、自分の経験を生かした発信をしていきたいです」と語る。検診に行くことをちゅうちょしている視聴者に向けては「死にも直結する病気なので、検診に行くということを恐れないでほしい。皆さんの顔が一人一人違うように、がんにもいろんな顔があって、発見が早ければ早いほど治る可能性は高いです。“検診に行くことが当たり前”という世の中になって、積極的に医療機関を受診する習慣を身に付けてほしいです」と呼び掛けた。 今回の収録について、鈴木アナは「30歳ということもあり、乳がんは身近な問題として考えていました。ただ、実際に梅宮さんのお話を聞くと、自分が知らないことばかりだと気付かされて。ネットの情報だけでは得られない、リアルな体験談を語っていただいて多くのことを学べましたし、梅宮さんのように、周りの人の意識も変えたいという強い気持ちに感銘を受けました。自分も含めて、視聴者の方にとっても健康について考えを変えるきっかけになればうれしいです」と振り返る。 一方、乳がんは遠い存在であったという上垣アナは「“男性だから、若いから”と思っていたのですが、男性でも若くても乳がんになる可能性はあるんですよね。梅宮さんの言葉は、私だけでなく、多くの人にとって、がんを身近な問題として捉え直すきっかけになると思いました」と、乳がんに対する意識の変化を明かした。