<石田彰>「ウルトラマンブレーザー」 争い回避した結末にアーくんも「喜んでいるはず」 BD&DVD発売記念インタビュー
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラマンブレーザー」の映画「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」のブルーレイディスク(BD)、DVDが7月24日に発売される。発売を記念し、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD」の主力巨大兵器である、23式特殊戦術機甲獣、アースガロンの声優を務めた石田彰さんが「ウルトラマン」シリーズのイメージや、テレビシリーズの収録の裏側、映画の見どころを語った。 【写真特集】映画「ウルトラマンブレーザー」 アーくんも活躍! 名場面を一挙に
◇「ウルトラマン」シリーズは子供の共通認識
今も一緒だと思いますが、自分が小さい頃も「ウルトラマン」シリーズは、子供たちの間で共通認識としてありました。リアルタイムで見ていたのは「帰ってきたウルトラマン」や「A」、「タロウ」、それから「マン」や「セブン」は再放送で夢中になりました。そうしたシリーズがアップデートを繰り返しながら今も続いていること自体がすごいですし、まして、かつての自分が憧れた「ウルトラマン」シリーズに、今度は送り手として関わることができるなんて……。それはとても光栄なことですし、番組が終わった今も本当に良かったと思っています。
◇感情的には常に一定のラインを保って演じたアーくん
僕が見ていた頃の防衛隊は、メカの飛行機で怪獣と戦っていたのですが、「ウルトラマンブレーザー」では、ロボット怪獣だと伺いまして、「これが現代のウルトラマンの世界なんだな」と驚きました。アーくんの声を演じさせていただいた際、設定としては合成音声で話すAIなので、普通の人間の感情とは違うんだろうなと思って演じていました。最終的な声のニュアンスについては、初回の収録時にメイン監督の田口清隆監督にお話を伺いながら、監督のイメージに寄せていきました。状況的には切羽詰まっていても、感情は常に一定のラインを保っていてブレない。そういったところに軸を置き、しゃべり方自体は、割と落ち着いた雰囲気で演じたつもりです。