宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任したバイオリニストの三浦文彰さん。 「若手を起用し、世界に発信していきたい」と意気込みを語りました。 国の内外のトップアーティストが宮崎に集い、一流の演奏を楽しめる宮崎国際音楽祭は来年が30回目。 節目の年の音楽監督に就任したのはバイオリニストの三浦文彰さんです。 （秦萌記者） 「徳永さんからバトンを受け取った気持ちは？」 （宮崎国際音楽祭　三浦文彰新音楽監督） 「うれしい気持ちと大きな責任感を感じています」 三浦さんは、第1回から音楽監督を務めた徳永二男さんの愛弟子で、宮崎国際音楽祭には15歳の時から出演しています。 （宮崎国際音楽祭　三浦文彰新音楽監督） 「僕自身ここで世界トップのアーティストと共演させてもらって、毎回ここで演奏すると成長する場所だと思います」 「若手が起用されて経験豊富な方々と演奏して、育つ場を作れたらと思います」 歴史ある音楽祭を未来へつないでいきたいと話す三浦さん。その構想は…。 （宮崎国際音楽祭　三浦文彰新音楽監督） 「この音楽祭ならではの、ここでしか見られないコンサートを作っていけたらと思うので、音楽と他の物のコラボレーションを考えています」 「これから考えていくべきところは、ここ（宮崎）からの演奏会を発信する試みがあった方が良いと思っていて」 ヨーロッパのコンサートではよく使われているＹｏｕＴｕｂｅやＳＮＳなどでのＰＲにも挑戦し、宮崎から世界に発信したいと意気込みます。 （宮崎国際音楽祭　三浦文彰新音楽監督） 「来年が30回目で僕にとっては最初の音楽祭になりますが、皆さんが盛り上げてくださったら大変うれしいです。ぜひ会場にお越しください」 来年の宮崎国際音楽祭は、改修工事を終えたメディキット県民文化センターを中心に開催される予定です。