ヒップホップダンスで日本一 埼玉・東松山市の小6、岡野さんが市長を表敬訪問 「緊張せずに力を発揮できた」と笑顔
全国こどもチャレンジカップ第17回全国大会(日本こどもフィットネス協会主催)で、埼玉県東松山市立新明小学校6年生の岡野安珠さん(12)が、ジュニアB(ヒップホップ)部門で優勝を果たし、森田光一市長を表敬訪問した。岡野さんは森田市長の「世界で活躍できる選手になってほしい」とのエールに、「頑張ります」と元気に応じていた。 完全勝利!パリ五輪ブレイキン女子、川口出身の湯浅が金メダル 初代女王に 市長や知事ら歓喜
ジュニアB(小学6年~中学1年)は、各地区大会を勝ち抜いた精鋭約100人の選手が出場。ボールを持ったアクティビティ、ヒップホップ、エアロビクスを、各10分踊って競うもので、見事に1位に輝いた。 岡野さんは3歳半からダンスを始めた。週3回、嵐山町平澤のダンススクール「StudioWiz」(内田明良社長)で練習しているほか、川越や都内の教室にも通っている。「(当初は)乗り気ではない、時期もあった」(母の純子さん)というが、岡野さんは「(今は)楽しいし、楽しんでいる」と話す。 昨年はジュニアAで、全国4位だった。今回は「楽しかった。緊張もしないで力を発揮できた。でも1位を取れるとは思っていなかったので、すごくうれしかった」と笑みを浮かべた。今後の目標は「総合優勝」。森田市長から「もっと上を目指して、世界で活躍できる選手になってほしい」と言われると、「頑張ります」ときっぱり。 同ダンススクールの内田和代さんは、全国トップクラスの選手が出場した大会で、優勝できたのは「(岡野選手の)筋力、瞬発力、精神力の三つの力が良かった。これからも期待しています」と話していた。