【トライアウト】前巨人・菊田拡和「あまり結果が出なかったけど、後悔はない」声を詰まらせる場面も
◆プロ野球12球団合同トライアウト(14日・ZOZO) 巨人から戦力外通告を受けた菊田拡和内野手が、プロ野球12球団合同トライアウトに参加した。シート打撃では5打席立ち、第3打席に左前へ運ぶなど1安打で3三振。「もう本当に久しぶりだなって感じで、久々に野球ができてすごい楽しかったのでそれはよかった」と振り返った。 9月30日に戦力外を通告されてから、この日を目指して練習を続けてきた。「準備してきたことは出せたか?」との問いには声を詰まらせる場面もあり、「あまり結果が出なかったけど、後悔はないです」と語った。今後は現役続行を目指して他球団からのオファーを待つ。 菊田は茨城・常総学院で高校通算58本塁打を放って「常総のバレンティン」の異名を取り、2019年ドラフト3位で入団。右の長距離砲として期待され、昨季プロ初出場を果たした。5年目の今季はコンディション不良で実戦復帰が8月までずれ込んだ影響もあり、1軍出場なしに終わっていた。
報知新聞社