最も評価を高めたのは? 日本代表、インドネシア戦パフォーマンス査定【MF編】唯一最高評価となったのは?
サッカー日本代表は現地時間24日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第3節でインドネシア代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合での選手のパフォーマンス、そして監督の采配はどうだったのか。今回はポジション別にA~Cの3段階で評価する(データは『Sofa Score』を参照)。 【アジア杯順位表・トーナメント表】AFCアジアカップ カタール2023
●MF 遠藤航(背番号6) インドネシア代表戦:フル出場 評価:B ワンアンカーの役割をしっかりとこなした。「4-2-3-1」から「4-1-4-1」のシステム変更の影響で、過去2試合と比較するとプレーエリアは低めの位置に。大きなミスもなく、安定してパスを散らした。ただ、この試合も地上戦勝率が13%(1/8)と、本来得意としているはずのデュエルで強さを見せることができていないのは気になるところ。 久保建英(背番号20) インドネシア代表戦:82分 OUT 評価:B 時折クオリティを示すプレーもあったが、まだ本調子ではなさそうだ。特に相手との1対1の場面では負けることも多く、ボールロストは両チーム最多の26回を記録した。ただ、これは積極的にチャレンジをした裏返しとも捉えることができ、質の高いプレーでチャンスを演出する場面がなかったわけではない。最大の見せ場は中村敬斗がシュートを枠に当てた35分のシーンで、右SB毎熊晟矢の動き出しに合わせた浮き球のパスは見事だった。 旗手怜央(背番号17) インドネシア代表戦:69分 OUT 評価:A 今大会初先発で躍動した。基本的には左のハーフスペースの高い位置を取り、左WG中村敬斗の動きと連動して攻撃に参加。鈴木彩艶のパントキックからビッグチャンスが生まれた54分の場面では、堂安律へ見事なフリックのパスでビッグチャンスを演出。セットプレーからのクロス精度も抜群だった。 南野拓実(背番号8) インドネシア代表戦:69分 IN 評価:B 旗手怜央に代わって投入されると、さすがの攻守の切り替えの早さをみせた。相手選手を負傷交代に追い込む危険なファウルもあったが、前線からの守備強度の高さは通常運転。一方で失点に繋がる中途半端なクリアは勿体なかった。 佐野海舟(背番号26) インドネシア代表戦:82分 IN 評価:出場時間短く採点不可 久保建英に代わってピッチに入ると、狭いエリアでもパスを受けてからのターンで相手のファウルを誘うなど持ち味を発揮した。プレー時間は多くなかったが、パフォーマンスは安定していた。 守田英正(背番号5) インドネシア代表戦:出場なし 評価:なし
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