アルテタ監督、アーセナル就任時の心境を告白「恐れを感じていた」「誰もがっかりさせないように……」
2019年12月にアーセナルの指揮官となったミケル・アルテタ監督は、同チームを率いて6年目を迎えた。着実に力をつけ、マンチェスター・シティとタイトル争いをするまでチームを押し上げたアルテタ監督は、就任時に「恐れを感じていた」ことを告白した。イギリス『Evening Standard』が伝えている。 【動画|アーセナル vs クリスタルパレス】カラバオカップ 試合ハイライト 鎌田大地は途中出場 現役時代、エヴァートンやアーセナルで活躍したアルテタ監督は引退後、マンチェスター・Cのアシスタントコーチとしてジョゼップ・グアルディオラ監督の右腕を務めると、2019年12月にアーセナルの監督に就任した。自身初の監督経験に「恐れを感じていた」と話すアルテタ監督は、以下のように就任時の様子を回顧した。 「(監督として)最高レベルの選手を指導したことがなく、シーズン途中の就任で、何の準備のないまま、この大仕事を引き受けるように頼まれたんだ」 「その決断を下した彼らは確信しており、私はその信頼に応えたいと思っていたし、クラブに対しても強い想いを抱いていた。誰もがっかりさせないように、自分にはできると決意を持っていた。それを実現させるためには、経験し、選手やスタッフと親しくなり、物事を見極めることが必要だった」 「サッカークラブで仕事をする意識を変えなければならないことは明らかだった」と語るアルテタ監督は、就任前からチームの中心であったメスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンらを放出し、血の入れ替えを断行。前スポーツディレクターのエドゥ氏らとともに、現在主軸を務める若手選手を獲得し、ロッカールームの文化の再構築を図った。 「最初のシーズンはエネルギーを注ぐ必要があったし、自分たちが作り上げたいものを構築するためには、適切な状況や場所にあること確認しなければならなかった。そしてそれは多くの明快さをもたらした」
SPOTV NEWS