新体操の竹中七海が現役引退 東京五輪代表、世界一に貢献
新体操の団体総合で2021年東京五輪8位の竹中七海(25)=トヨタ自動車=が30日、日本体操協会を通じて現役引退を発表した。今後は所属先で社業に従事しつつ、スポーツの普及に努める。年内はエキシビションなどに出演する予定。 愛知県出身。日女体大時代の19年世界選手権で日本の44年ぶりとなる団体総合「銀」に貢献し、非五輪種目の種目別ボールでは団体初の金メダルに輝いた。日本は今夏のパリ五輪出場を逃し「金メダルを取るという大きな目標を達成できないまま引退することに悔しさもある。ただ、ここに来るまでに経験し、乗り越えてきた全てが宝物」とコメントした。