【漫画】「大人の恋愛ってフィジカルから始まるものでしょ?」告白から順に段階を踏むのは中高生…中高年の恋愛とは
【第2話】婚マン 独りで死ぬのはイヤだ
コロナウイルス感染をきっかけに「結婚」を意識しはじめることになった48歳、ビンボー漫画家・中川学が描く漫画『婚マン 独りで死ぬのはイヤだ』。気になる女性ができた学は告白を試みようとするが…。 【漫画】知り合いの女性漫画家に告白しようとする48歳ドキドキの夜
どうも、中川学、48歳です。好きな食べ物は焼肉、好きな映画は『RRR』、好きなミュージシャンは電気グルーヴです。 これを読んでくださっているのはおいくつぐらいの方でしょうか? 私と同い年ぐらいでしょうか? みなさんは、幼い頃から高校生ぐらいまでの間、好きな人に好きと素直に言えるタイプでしたか? 私は全然言えないタイプでした。とても奥手でした。 自分が好意を持っている相手が、自分のことを好きだとわかっていても告白できないような人間でした。自分の想いを伝えることがとても怖かったのです。自分の本心を表に出すことを、自分の弱点をさらすことのように思っていたのだと思います。 先日、親戚の法要に出たのですが、ある親戚の子ども(男、5歳ぐらい)が、ある親戚の子ども(女、10歳ぐらい)に抱きついていました。好きな気持ちをストレートに表現していたのです。初対面にもかかわらず。 「自分にもこの年齢の頃からこの素直さがあったら人生こじれてなかっただろうなぁ」と思いました。 あの頃、素直になれなかった反動で、今、私は…。 文/中川学
中川学